2007年度<<高齢者および障がい者の暮らしと住まいの研究会>>の、ご報告
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高齢者および障がい者の暮らしと住まいの研究会(2.28と3.15)
【2月、3月の報告】
2月は【高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会】の来年度(H20年度)の活動についての話し合いをしました。
3月は(中部国際空港のセントレアのUD設計に関わられた)森崎康宣さんのご案内で中部国際空港セントレアのユニバーサルデザインの見学会を行いました。
【次回の研究会】
今年度(4月)からは【高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会】は偶数月に、そして奇数月は【高齢者障がい者の住まいづくり講座】(場所:四日市総合会館)を新たに行います。日時と場所は変わります。
【高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会】の活動計画
・ 4月24日 服部邸の住宅改修の活動計画についての話し合い
・ 6月26日 TOTOトイレ講座
・ 8月 笑う介護士 プロデュース第4弾『特別養護老人ホーム:さわやかの郷』見学
・ 10月 伊賀リフォーム研究会訪問
・ 12月 (お休み)
・ 2月 服部邸完成見学会
(※日にちの決まってない月は日程が決定次第「UDほっとねっと四日市」のHP上にてご報告させて頂きます。)
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高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会(1.24)
【1月の報告】
今回は伊賀市でご活躍のリフォーム研究会の方が大勢で参加していただき、お互いの活動についての意見交換しました。それと“UDほっとねっと四日市”の会員による「認知症の家族の介護体験談」というもり沢山の内容でした。
まず。「認知症の家族の介護体験談」ですが、認知症の家族の介護の話は最近はよく聞かれます、そして誰がどのように介護するかは各々の家庭の事情もある事と思いますが。認知症の義理の父と母の介護されたTさんのご苦労と人並み外れた精神力には驚きました。「介護人という女優になって演じなさい」と言われたという話は今後介護される方の参考になるのでは。5年間の看病ご苦労様でした。
「リフォーム研究会」は大学名誉教授をはじめとして建築、医療、福祉、行政と多職種に渡る会員で構成されていて、活動もリフォーム研究会を開催する伊賀市社協と福祉との連携により理想的なかたちで活動されています。高障研は小山田記念温泉病院で開催させていただいているので、PT,OTの先生方のご協力をあって、医療面ではバッチリです。今後は福祉及び行政とうまく協力できるように進めて行きたいですね。
【次回の研究会】
次回の高障研は2月28日(第四木曜日)です。
場所は小山田記念温泉病院1階リハビリ室です。
テーマはまだ未定です。
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(11.22)
【11月の報告】
今回は小山田記念温泉病院の作業療法士によるミニ講座で、テーマは「医療現場の声」です。
介護保険や医療保険がともに財政状況が厳しい中、医療費の抑制につなげるために効率的な医療サービスを提供することになるのですが、いろいろな問題もあるみたいです。また、今後の病院の行方などについても話していただきました。また、作業療法士のあり方についても話していただきました。“『身体に触れずして、身体を動かし、心を揺さぶる』これが作業療法士だ”。
【次回の研究会】
来月(12月)はお休みで、次回の高障研は来年の1月24日(第四木曜日)です。
場所は小山田記念温泉病院1階リハビリ室です。
テーマは“UDほっとねっと四日市”の会員による「認知症の家族の介護体験談」です。
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(10.25)
【10月の報告】
今回は介護福祉士の片岡直也さんに来ていただき、テーマは「障害者自立支援法」で、制度の内容、施行から一年経った現状と問題点などについて教えていただきました。
「今のこの社会でよいのかを一人一人が障がい者の視点で考えないと障がい者支援は進まない」という最後の言葉が心に残りました。
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(9.15)
【9月の報告】
9月15日に高障研は「笑う介護士」袖山卓也さんがプロデュースする特別養護老人ホーム「メリーホーム 大喜」の見学に行きました。場所は名古屋市瑞穂区の住宅がひしめき合っている一画で、建物は5階建てで容積率イッパイに建てられたということで、駐車場が少しあるだけで、庭というものはほとんどありません。しかし内部に入ると分かるのですが、中庭とひな壇状になったバルコニーで各部屋は明るく風通しが良いものになっていました。
今回は見学者担当の早川さん、そして代表の袖山さんにご案内していただきました。
■一人一人が、「お客様」。
施設の概要を説明していただいた後、最初に案内していただいたのがレクレーションの場です。
なにか違うのです。今まで老人ホームやリハビリ施設で観てきた雰囲気と違う、スタッフを囲むように高齢者の皆さんが並んで椅子に座っているのですが、
中にいるスタッフは途切れる間もなく、会話や歌、コントなどを通して、常に高齢者に働きかけます。袖山さんが音楽もなしで熱唱する「木曽節」にあわせて何人かの高齢者は口ずさんでいました。スタッフは歌い、踊り、リズムをとり、彼らに触れ、そしてその五感の全てに働きかけるように努めているということなのだそうです。高齢者のみなさんは本当に楽しそうに、笑ってみえました。これが「笑う介護士」の所以なのでしょう。そしてホテルマンのようなスタッフの言葉の使い方をとっても高齢者の皆さん一人一人をひとりの人間として尊重されているのがわかり、ここでは高齢者の皆さんは大事な「お客様」なのだと感じました。
■ 施設ではなく、「住まい」を。
このあと、各施設を案内していただきました。
まず各階のエレベーターを下りると床と壁の色そしてアロマの香りが各フロアー毎に変えられていました。これは自分のいる場所を「色」と「香り」で識別できるように工夫されています。フロアーは2〜3のユニットによって構成されており、各ユニットにはそれぞれの「○○の町」というように町名がついています。床や共用スペースにあるソファーなどはユニット毎に色が変えられています。面白いのは個室の入口の上に全て違う形状のひさしがつけられています。それぞれの部屋を一軒一軒の住宅に見立てているのでしょう。これらは入居者の方が自分の五感を使ってご自身のユニットへ到達するための工夫だそうです。
この他にも、人が気軽に出入りしてもらえるように、外観はマンションのようなイメージ、玄関は木を基調とした博物館のようなイメージでつくられたそうです。全体的に決して豪華な感じはなく、木を基調とした落ち着いた内観や中庭やバルコニーの常緑の植栽が生活する人や訪れる人を癒してくれるのではないのでしょうか。
コーディネートされた袖山さんは「“施設”ではなく“住まい” がつくりたかった」とおっしゃってました。
■ 最後に袖山さんの今後の予定や夢そして仕事に対する思いなどを聞かせていただきました。きっと時間が許されるのなら、いつまでも話は尽きることは無いのでしょう。そんな袖山さんはとにかく熱い人でした。
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(8.30)
【8月の報告】
今回は「日本ケアシステム株式会社」の福祉用具専門相談員の方に来ていただき
“介護保険対応住宅改修の実例の紹介”
“介護保険の住宅改修の手続きの仕方の説明”
などしていただきました。
特に、住宅改修費支給に関する「3段階リセットの例外」は勉強になりました。3段階リセットとは、初めて住宅改修費が支給された住宅改修の着工日と比べて、要介護状態区分が3段階以上上がった場合には、それまでの住宅改修費支給額にかかわらず、改めて支給限度基準額20万円までの住宅改修を行うことが可能になるというものです。その例外というのは、改修費の支給が家単位で支払われるため、引越しをした場合は、3段階リセットせずとも再支給が可能となるというものです。講師の皆様、ありがとうございました。
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(7.26)
【7月の報告】
今回は“UDほっとねっと四日市”の会員で一級建築士の国保暁さんに「介護老人保健施設の設計について」というテーマでお話ししていただきました。
お話の内容は、ご自身で設計されました介護老人保健施設について「施設をどこに建てるか?」から始まって、施設完成までの苦労話、他では話せない「ウラ話」など面白く話をしていただきました。そして、一般の方には馴染みの薄い、建築の専門的なことも分かりやすく説明していただきました。
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高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会(6.28)
【6月の報告】
・ 『わがやネット』の児玉道子さんによるセミナー
テーマは「高齢者の住宅改修」で脳梗塞による左片麻痺の68歳の女性の事例によるセミナーでした。先生のお話とビデオを観た後、
参加者全員が感想、意見を述べ、みんながいっしょになって考える、参加型のセミナーでした。仕事や立場の異なる総勢約30数名の参加者からはいろいろな感想、意見が述べられ、充実したセミナーとなりました。
わがやネットHPにも詳しい報告が載せられています。どうぞご覧ください。
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高齢者及び障がい者の暮らしと住まいの研究会(5.6)
【5月の報告】
今月の研究会はいつもの小山田記念温泉病院での勉強会、相談会ではなく、外へ出かけて活動しました。
“UDほっとねっと四日市”のメンバーの羽木さんの呼びかけがきっかけで、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが開催した、「第62回神宮式年遷宮「バリアフリーお木曳き」」に介助サポーターとして参加しました。
今までは、障がい者はこの「お木曳き」に参加したくても、できなくてただ観ているしかなかったのですが、今回の「バリアフリーお木曳き」によって、障がい者の熱い思いが叶えられました。
参加された障がい者の中には、東京の六本木で行われた「お木曳き」を観て、ぜひ参加したいと東京から来られた視覚障がい者もみえました。
当日は朝から雨が降りっぱなしの悪いコンディションの中を、障がい者とサポーターと一体になって奉曳車の綱を引き、外宮まで無事事故もなく曳くことができました。曳いた距離は6、700mですが、この6、700mには、夫々に感動し、達成感を感じ、自信となり、そしてドラマがあったように思えます。

高障研からの参加者 お木曳き

立役者の羽木さん 祭事
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高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(4.26)
【4月の報告】
1. 『わがやネット』の児玉道子さんによるセミナー
・テーマは「高齢者の住宅改修」で「ニーズ発見およびニーズとディマンズの調整」について映像を見ながら分かりやすく説明していただきました。
・PT・OTの先生方、ケアマネージャ、建築関係の方、高齢者の住宅改修に興味のお持ちの方など総勢50数名に参加していただきました。
・住環境整備の支援という仕事を考える上で、ニーズとディマンズが一致しないことがポイントで。ニーズとは専門職が客観的に判断した必要性で、ディマンズは本人が必要性を感得し、それを態度で表明している状態をいう。このニーズとディマンドの不一致が典型的に現れるのが住環境整備という場面であるという。そしてそのような住環境整備において、大事なのは「プロセス」と「心の部分」だということです。