高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(18年度のまとめ)
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(3.15)
【3月の報告】
1. 「高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会」の平成19年度計画について話し合いました。今年度は多彩な計画となりました。
2. 住宅改修の症例紹介
骨粗しょう症のため、転倒すと骨折のおそれのある85才の女性について。この方は認知症の症状も見られます。
3. 「高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会」の参加者募集のチラシについて検討
4. 重度後遺障害者(遷延性意識障害者)専門の療護センターのビデオを観ました。この療護センターは自動車事故による脳損傷によって重度の後遺障害が残り、治療と常時の介護を必要とする方に入院していただき、社会復帰の可能性を追求しながら適切な治療と看護を行う機関です。
【次回の研究会】
次回の研究会は2007.4.26(木)(第4木曜日)です。
場所は、小山田記念温泉病院1Fリハビリ室です。
“『わがやネット』の児玉道子さんによるセミナー”ですので、皆さん参加して下さい。
テーマは「高齢者及び障害者の住宅改修」です。
参考HP http://www.wagaya.net/
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(2.22)
【2月の報告】
1. 作業療法士による症例検討
・ 先月住宅改修の方法について検討して、その後改修された住宅の報告
・ 右視床出血、左片麻痺(合併症:高血圧、脳梗塞)の50才代の女性
・ 浴室が狭いため、改修を考えている。
2. 平成18年12月20日から施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化促進に関する法律」(バリアフリー新法)について勉強しました。
3. 続・高齢者住宅K邸の報告
・先日、建て前が済み、実際に立上がった高齢者住宅K邸についての感想。
・建物の設計図書の見方などの説明を受けました。
4.次年度の「高障研」の予定について話し合いました。
【次回の研究会】
次回の研究会は2007.3.15(木)(今月は第4木曜日と違います)
です。
テーマは未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(1.25)
【1月の報告】
1. 作業療法士による症例検討
・ 右視床出血、左片麻痺(合併症:高血圧、脳梗塞)の50才代の女性
・ 浴室が狭いため、改修を考えている。
2. 進行性の障害を持つHさんの運転中の事故について
今までの活動の足となり、そして何よりも好きな車を運転中に事故を起こしてしまったHさん。今後のことを心配されて、運転を控えるように勧める方もみえるなか、どうアドバイスよいのか、話し合ってみました。
3.今後の「高障研」について
【次回の研究会】
次回の研究会は2007.2.22(木)(第4木曜日)です。
テーマは未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(11.16)
【11月の報告】
1. 理学療法士と作業療法士の先生がたが先日行かれました「伊勢志摩バリアフリーセンター」の見学の報告をパワーポイントを使ってみせていただきました。
「伊勢志摩バリアフリーセンター」は高齢者、障害者の方にとって心強い施設です。
また、伊勢志摩バリアフリーセンターと協働して建築されたという宿泊施設「扇芳閣」についての見学の報告もありました。
2. 高齢者住宅K邸新築の検討
進行中のK邸の平面図、立面図、矩計図で、プランの検討と図面の見方の勉強をしました。
3. 高齢者住宅H邸の改修工事の報告
脊椎圧迫骨折の82才の女性Hさんが退院後自宅で自立した生活ができるように住宅改修を行いました。今回は、病院の理学療法士・作業療法士の先生、ケアマネージャ、福祉用具メーカー、建築士が参加して退院前に自宅を検証しプランニングしました。その報告と問題点等について話し合いました。
【次回の研究会】
12月の研究会はお休みで、次回の研究会は2007.1.25(木)です。
テーマは未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会(10.26)
【10月の報告】
1.日曜日に行われる「UDアドバイザー養成講座」の講師をしていただく理学療法士と作業療法士の先生との打合せをパワーポイントを使って行いました。
【次回の研究会】
次回の研究会は2006.11.16(木)(今月は第4木曜日と違います)です。
テーマは未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【9月の報告】
1. 10月16日に行われる講習会「介護予防のための運動のススメ」の打合せを行いました。
2.7/30に安城市で行われました講習会の資料をもとに「脳性麻痺の理解と二次障害」について勉強をしました
今回は2名のケアマネージャさんにも参加をいただき、色々とお話を伺うことができました
【次回の研究会】
次回の研究会は2006.10.26(木)です。
テーマは未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【8月の報告】
1. 7/8のUD施設の見学会(セントレア見学)の報告とまとめをしました。
(詳しくは【7月の報告】を参照して下さい)
2. 脊椎圧迫骨折の82才の女性Hさんの住宅改修計画について検討しました。理学療法士、作業療法士の先生より注意すべき点についてアドバイスを受けました。
3. 10/16に予定しているタイトル「介護予防のための運動のススメ」の講習会の打合せをしました。
【次回の研究会】
次回の研究会は2006.9.28(木)です。
テーマは「脳性麻痺の理解と二次障害を考える」です
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【7月の報告】
UDの施設『中部国際空港セントレア』の見学会
7月8日(土)、案内役としてセントレア建設時の障害者のまとめ役として関わられた森崎康宣様、 一昨年の『探検隊・質問HP』にも回答者として登場してもらった“ヘルさん”こと電動車いす使用者の山口良行様、ご両名にお世話になり、障害者の意見を積極的に設計に反映したUDの施設『中部国際空港セントレア』の見学に行きました。
空港へは四日市浜園旅客ターミナルより船で行きました。四日市からは電動車いす使用者が1名同行しましたが四日市浜園旅客ターミナルから、セントレアの搭乗ロビーまでの間はほとんど段差の無い状態で人に頼ること無く行くことができました。
以下、見学レポートと案内役のウラ話の一部を紹介します。

浜園ターミナルのピクトサイン

セントレアでの説明と使われている気配のあるオストメイト
・ スロープに設置した動く歩道は、国内で初めて、踏み板の幅が1600mmの幅広タイプを採用。車いすの脇からカートを持った歩行者が追い抜けるので、車いすの人にとっても通行を遮っているという心理的負担がなくなる。
・ 視覚障害者誘導用ブロックは一般的には黄色が多いが、案内所の廻りの色は濃いグレー色、白い床材とのコントラストの差を大きくすることで、見やすく配色されている。
・ 視覚障害者の場合、各交通機関と最寄りの案内所は視覚障害者誘導用ブロックで誘導していますが、案内所から搭乗までは空港係員、航空会社係員が誘導。:人によるサービスと連携
・ ロビーの床のデザインは視力の弱い方が歩くときに役立つように、ラインでパターンが施されている。そしてラインが段差と錯覚しないように、ところどころラインが切られている。
・ トイレ廻りは取手、ドア、入口など色使いがはっきりしていて、視力の弱い方にも分かりやすくなっている。
・ トイレの大便器の洗浄ボタンの位置は、視覚障害者が見つけやすいように、紙巻き器の上に配置。空港内の全てのトイレに統一している。
・ トイレの各ブースには火災報知器が作動すると天井の緑色のランプが点滅して知らせます。ランプの色が緑色なのは、赤色だと心理的にパニック状態になるのを懸念してのことだそうです。
・ バス、タクシー降り場の視覚障害者誘導用ブロックは、バスやタクシーから降ろされた荷物で遮られないように、歩道端から4m離れたところに敷設されている。
・ 現在は車いす駐車場が何カ所かに分散して配置されているが、近い将来、それを1カ所に集中して配置することで、そのエリアは車いす駐車場であることを強く印象づけることができ、悪質な健常者の駐車をしづらくする。
・ 空港設計時に異なる様々な要望を障害者から聞いても、どのように優先順位をつけて判断すればよいのかわかりにくい場合もあったという。意見を調整した例としてエスカレーターの乗降場所に設置する手すりの高さを挙げる。「視覚障害者と歩行障害者では求める高さが違う。しかし、歩行障害の人にとっては高さが適切でないと全く歩行ができなくなるなど深刻さが違う。そこで、歩行障害者の意見を優先することで、視覚障害者の人にも納得してもらった」
・ 森崎さんの名言「整備すれば人があつまる」:「(ユニバーサルデザインを)整備すれば人(障害者)が(気兼ねなく)あつまる」という意味で、実際、ユニバーサルデザインを整備したこのセントレアでは、他ではあまり見かけないほど障害者、車いす利用者が多いということです。
【次回の勉強会】
次回の勉強会は2006.8.24(木)に行います。
テーマは、未定です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【6月の報告】
1. FIM(Functional Independence Measure)機能的自立度評価法について勉強しました
・ ADL(Activities of Daily Living)のスケール
・ FIMは、より細かな変化が捉えられるように7点(完全自立)から1点(全介助)までの7点法です。運動系の項目が13、認知系の項目が5あります。認知系の項目が入っていることで、頭部外傷の患者さんの認知障害にも対応できます。少し細かいため採点のしかたの練習が必要ですが、練習後は採点の一致率がとても高いことが証明されています。FIMの特徴は、「している」ありのままのADLを評価することにあります。すなわち、その場で何かの動作をさせて採点するのではなく、生活している状況をそのまま採点します。
2. 建築知識について(建築図面の見方)勉強しました。
・ 平面図、立面図、断面図、展開図などの図面の見方について。
・ 患者さんの住宅の現場での住宅の間取り図の描き方について。
3. 高齢者住宅K邸の検討
・前回からバージョンアップしたプランを検討。前回よりずーっと良くなったと思いました。
4.ユニバーサルデザインについて
7/8UD施設の見学会(セントレア見学)前の予備知識
【次回の勉強会】
次回の勉強会は2006.7.8(金)(7月は第4木曜日ではないのでご注意を)でUDの施設『中部国際空港セントレア』の見学会です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【5月の報告】
1. 在宅リハビリテーションについて
在宅リハビリテーションのシステムについて勉強しました。
病院や訪問介護ステーションからのリハ ビリの出前が可能な対象者は
(長期)・閉じこもり症候群のため廃用症候群が進行する方
・ 進行性疾患の方や超高齢者
・ 社会的な交流が苦手で閉じこもりがちな方
(短期)・病院退院後で機能回復はしているが、生活の再建には至ってい
ない方
・ 家族への介護指導によって介護負担が軽減される場合
・ 住環境整備が必要な方
・ 通所系サービスへつなげるため
2. 脊髄小脳変性症のHさんの住宅改修案について
この会で前回までに調査、検討された内容にもとづいて、Hさんの住宅の改修案を図面化し、皆さんで確認しました。
Hさんも、前回の理学療法士の先生により、器具を使って検証し,アドバイスしていただいたことを実行され、より安心で快適に過ごされていることの報告もありました。
3. 高齢者住宅K邸の検討
ご主人が単身赴任で海外での生活が長かったことから、ご夫婦のライフスタイルのずれがあり、かつ高齢者ということで各々の生活のイメージ(メンタルマップ)を尊重してあげたいことから、プランニングが大変だったそうです。細かいところまで、よく気配りされているプランでした。
【次回の勉強会】
次回の勉強会は2006.6.29(木)(今月は第4木曜日ではないのでご注意を)に行います。
テーマは、
・FIM(FUnctional Independence Measure)とは。
・ 建築知識(図面の見方(1))
・ 「ユニバーサルデザイン」(基礎知識)です。
高齢者及び障害者の暮らしと住まいの研究会
【4月の報告】
テーマ:「脊髄小脳変性症 のHさんの住宅の現地調査報告と検討」
1. 脊髄小脳変性症のHさんの住宅の現地調査報告と検討
Hさんの日常生活において,危険と思われる動作を指摘し、その対処について検討しました。そして、理学療法士の先生により、器具を使って検証していただき、より安全て適切な方法を提案することができました。
2. 平成18年度計画について
この会も3年目を迎えました。今年度からは、それらの知識を生かした活動、そしてこの会のことを知って利用していただけるような啓発活動等を進めていきたいということで、より活発で、もり沢山な計画をたててることができました。
【次回の勉強会】
次回の勉強会は2006.5.25(木)に行います。
テーマは、「ユニバーサルデザイン」(基礎知識)です。